pet
愛玩動物。
冒険者であるあなたにとっては、冒険の重要なパートナー。
冒険開始時に、仔犬(d)か小猫(f)(職業によっては仔馬(u))のいずれかがもれなくお供についてきます。
一応ランダムに決まりますが、オプション設定を変更することで仔犬か小猫のいずれか、そして各々の名前を固定できます。逆に、ペットなしでスタートすることも可能です。
以下に述べますが、戦闘のアシスタント以外でも、大変役に立ってくれます。盲目や混乱や幻覚状態になったとき誤殺しないよう、くれぐれも気をつけましょう。
- ペットは呪われた品物の上を歩かないし、拾わない。
- ペットが店主を殺害しても飼い主の責任にならない。
- ペットが店の品を拾っても、店主は店の入り口をふさがない。
紐があると迷子にならないので扱い勝手がよくなります。魔法の笛を使うとすぐ傍らに呼べます。もし鞍を持っているなら、馬に代表される四足動物のペットに装着して騎乗することもできます。
それから、新たにペットにしたものに名づけるときは、[C]allを押して下さい。
食事について †
- 野良犬、野良猫は食料や乾し肉,肉で出来ている死体を投げて([t]hrow)やることによってペットになります。
- 馬であればりんごやにんじん、苔などを用意しましょう。
- 不適切な食べ物(たとえば犬・猫に対する苔など)を投げてもペットにはなってくれませんが、敵意を取り去ることは可能です。職業にもよりますが最序盤戦においては仔犬も小猫も油断のならない相手なので、覚えておくとよいでしょう。
- ペットの犬、猫は基本的に乾し肉及び卵、肉の死体しか食べませんが、空腹状態のときには食料も食べるようです。
- 馬などの草食動物であれば野菜や果物及び苔類となります。空腹状態のときには食料も食べるのは同じですが、肉の死体を食べない分食糧事情が悪そうなので、より留意しておいてやるとよいでしょう。
- ペットには飼い慣らされ度とでもいうべき数値があり、食事によって1ずつ上昇します。@に殴られたり別の階層に置き去りにされたりすると減少し、0になると野性化します。
- ちなみにこの忠誠度については、ペット状態のまま置き去りにした結果友好的になった者はその後も放置する限り低下を続けるが、攻撃によって怒らせて*1友好的なレベルまで下げると(普通に友好的な状態で出現したモンスターと同様に)いくら放置しても敵対的になることはない。これを利用すれば予備のペット*2を用意することが可能である。
- ペットは同じ食物からプレイヤーの数倍の栄養価を摂取できます。栄養価の低い食料や死体はペットに優先して与えるようにしましょう
- エサを与えなければ、凶暴になるだけではなくちゃんと餓死します。忠実なペットにとってこれほどの無駄死にはないので、食糧難でもほどほどに食べさせてあげましょう。
- とはいえ、食糧難のときに死体を奪われると蹴っ飛ばしたくなります。
狡兎死して走狗煮らる †
- ペットも敵を倒すことで経験値を得、最大で初期レベル*1.5まで成長します。死体を食べる(!)ことでも同じように成長します。
- @とは違い、どの敵を倒しても入る経験値は同じ。グリッドバグやイモリなどの経験値の少ない敵を積極的に倒させましょう。
- 基本的に、自分よりもレベルが2以上高い相手を殴ることはありません。最高レベルまで成長しても犬猫が店主を攻撃しないのはこのため。
- さまよう目やゼラチンキューブ・コカトリスなど、危険な相手を殴ることも基本的にはありません。
- ちなみに、薬や死体によるレベルアップは前述の制限にかからないので、ペットの種類にもよりますが、これらを駆使すれば最大で50まで上がる可能性があります。
トップブリーダーを目指して †
- 聴診器
- これがあるとないとじゃ大違い。サキュバス以外にも使ってあげて。
- 紐
- とりあえず遠くに離れてしまわないよう、手元につないでおきたい時に。魔法の笛があればそちらの方がいいかも。
- 魔法の笛
- 足の遅いペットや飛べないペットは迷子になりがち。そんなときはこれで。
- 回復の薬
- ペットに投げると、なんとこれ一本で元気全快! 超回復の薬や完全回復の薬、また能力回復の薬を投げた場合も同様です。
- 鞍
- エサを食べないペットへの騎乗はほどほどに。
- 探査する杖
- ペットの装備を確認しましょう。気づいたら「かなり錆びた〜」を装備しているなんてこともありますから。
- 鞭
- 時には厳しく接することも愛…ではなくて、武器を強制チェンジさせるときに。*3
ペットの十戒(作者不詳)
私の一生は殆どの場合1万ターンくらいしかありません。
ほんのわずかな時間でも貴方と離れていることは辛いのです。
私にエサを投げる前にどうかそのことを考えて下さい。
私が「貴方が私に望んでいること」を理解できるようになるまで時間を与えてください。
魔法の笛を使って無理やり泥棒させたりしないでください。
私を信頼して下さい...それだけで私は幸せなのです。
私の踏まないものは呪われています。
私を長時間叱ったり、罰として鉱山に置き去りにしないで下さい。
貴方には仕事やお楽しみがありますし、他のダンジョンだってあるでしょう。
でも...私は貴方無しには階段を利用できないのです。
時には私に話しかけて下さい たとえ貴方の言葉を理解できなくても、
私に話しかけている貴方の声で理解しています。
貴方がどのように私を扱っても私がそれを忘れないだろうということに気づいてください。
僧侶と同じ部屋に閉じ込めて争いの指輪を装備するのは止めてください。
私から食事を奪う前に思い出して下さい。
私には貴方を簡単に噛み砕くことができる攻撃力と攻撃回数があるけれど
私は…少なくともお腹が減っていない時は…貴方を噛まないように決めている事を。
言うことをきかない、頑固だ、怠け者だとしかる前に
私がそうなる原因が何かないかと貴方自身に問い掛けてみて下さい。
十分に食餌をあげなかったのでは?他の階に長時間放置していたのかも?
HPが減りすぎて弱ってはいないだろうか?
私のHPが減ったらちゃんと休ませてください。貴方も同じようにHPが減るのです。
最期の旅立ちの時には、そばにいて私を見送って下さい。
「ちゃんと@を追いかけてこないから悪い」とか
「落石の罠ヒト゛スwwww」なんて言わないで欲しいのです。
貴方が側にいてくれるだけで、私は空腹以外は安らかに受け入れられます。
そして......どうか忘れないで下さい。貴方が昇天するための犠牲に私がなったことを。
%
怪物をペットにする †
冒険途中からに限りますが、任意の怪物をペットにすることもできます。
- 卵から孵化させ育てる
くれぐれも、孵化させたい卵を箱に入れっぱなしにはしないように!
…生まれた子があなたを一目見てなついてくれるかどうかは、性別により変わります。
- あなたが男性なら、拾った卵を大事に持ち歩いて下さい。子は父親のことを知りません。あなたを慕ってくれる確率は半々です。
- あなたが女性なら、自分で変化して卵を産み、大事に持ち歩いて下さい。子は自分(の卵)を生んでくれた母親かどうかを本能的に察知します。
- 仮になつかなかった場合も、その子に対して他の(一般怪物に対するのと同じ)方法を試みることは可能です。
…といった方法があります。
強い怪物のほうが頼もしいのは言うまでもないことですが、これは趣味的行為に過ぎません。だから乗る、喰わせる、ブレスを吐かせる*5、正太郎を気取る、あれやこれに世話させる、ご主人さまと呼ばせる、いろいろ装備させてみる…などなど、やらせてみたいことで選ぶのがよろしいでしょう。
上記のうち「自分で変化して卵を産む」「人形を使う」もしくは「懐柔」でならペットの種類を選べますが、それ以外の方法ではほぼランダムなため運頼みになってしまうのが難点です。
関連リンク †