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spellbook of create familiar '+'

難易度:6
流派 :僧侶
種類 :NODIR (方向指定なし)

バージョンでは「使い魔を作る魔法書」と訳されていた魔法の書。
その名の通り、あなたに忠実な使い魔を1体作り出す。
怪物を造る魔法と違い、作り出された使い魔は最初からペット化されているので「召喚した使い魔にその場で反逆されて殺される」ような危険性は皆無。闘争状態でなければ。

召喚される使い魔は以下の通り。

  • 1/3の確率で、開始時にペットになり得る動物が選ばれる。
    その際、開始時のペットが固定の職業(侍の犬、魔法使いの猫など)では、固定のペットが選ばれる。
    ちなみにオプションの初期ペット選択はあくまで「指定」であって「固定」ではないため、ここでは影響しない。
  • 残る2/3の確率で、開始時のペットを含めたすべてのモンスター*1から一種類が選ばれる。
    • ただし、実際に出てくるモンスターは敵の作成と同様(@のレベルと階層の深さ)で決定される。つまり序盤に唱えてもあまり強いペットは出てこない。*2

ちなみに、既に虐殺済みのモンスターに当たった場合、再抽選が行われる。つまり、例の侍であれば犬、魔法使いであれば猫を事前に虐殺しておくことで、毎回「すべてのモンスターから抽選」が行われることになり、お目当てのペットが出てくる確率が向上する。単純計算で3割*3の効率アップである。
確かに犬や猫をわざわざ虐殺するのはもったいないが、結果としてアルコンアーチリッチといった強力なペットが手に入りやすくなるため、あながち損ばかりというわけではない。もちろん、実際にそれら強力なペットを引き当てられるかどうかはリアルラックの預かる部分だが。


この魔法でペット作り放題! (→攻略情報コラム/何を召喚するか)
とは言うものの、魅了の魔法のほうが難易度も消費する魔力も低い。(…魅了が成功するまで攻撃を受ける危険性を考慮しないなら。)
仮に怪物を造る魔法を併用したとしても、消費魔力は「造魔>(造る+魅了)」である。 (…魅了が一発で効いたなら。)

しかし実はこの造魔の呪文、魅了の魔法では決して代用できないアドバンテージを持っている。
人型生物のペット化である。
というのも、通常、人間タイプの敵*4に魅了は効果がなく*5、また人形も存在しないため、通常の手段ではペットにできないのだが、この呪文によってランダムに作成されるペットは、それらの人型生物も含まれているのだ。
つまり、根気さえあれば、大勢の兵士を引き連れてオデュッセウスの地獄探索行*6を再現することも夢ではないということになる。
……もっとも、この世界では地獄どころか随分浅い階層に賢者がいるのだが。

なお、残念ながら考古学者や野蛮人といったプレイヤー用のキャラクター(死の谷などでたまに死体が残っていたり、たまにふらついていたりする)を作成することはできない。諦めよう。

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