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clerical spells
僧侶的な役割*1を持った魔法分類である。
何とも形容しにくいが、ともあれ呪文のラインナップを見て頂ければ納得されるかもしれない。
守りは、序盤の足しや乱戦が予想されるときに、とりあえず…という気持ちでせっせと使っていける。
怪物を造る魔法も、緊急時のハラヘリ対策*2やベースキャンプの祭壇への生贄用として地味に役立つ。
しかし、終盤においてこれらは使いどころがないだろう。
その点、解呪は聖水不足対策から邪悪なオーラ対策まで、最後まで世話になる。だが、僧侶はアイテムの祝呪をすぐ判断できるため、他職業より使う機会は少ない。
造魔や蘇生は難易度の高さに相応しい実用性があるとはいえない。
だが造魔は安全にペットを量産できるし、運次第でリッチやアルコン、麒麟といった超強力なものを手に入れられる利点がある。
蘇生にしても、予め忠誠心を高めていたなら*3ペットのまま生き返らせることができる。ユニコーンの角を無限回収する際にも欠かせない。
つまりはタイミングと使い方次第なのだから、余裕があるなら覚えておく価値はある。
総括すると、解呪以外はあまり役に立たないが、場合によるといったところだろう。
このあまりの使えなさ…というよりも判りにくいジャンルであったためか、SLASH'EMでは「護りの魔法(protection spells)」という名で再構成されている。
何らかの手段で耐性を得るしかなかったものが魔法で補えるようになっている。 もし序盤で習得できたならかなり重宝する。 他に解呪のレベルは大幅に上げられ、怪物を作る魔法と造魔の魔法は別のスキルに移されているが、蘇生の魔法はここのままである。
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