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gremlin 'g'
「水に濡らさない」「太陽光にあてない」「夜中12時をすぎたら食べ物を与えてはいけない」。
---映画「グレムリン」より
グレムリンの発祥は、第一次世界大戦中のパイロット達のうわさ話である。 飛行機が原因不明の故障を起こすと、 彼らは「グレムリンのせいだ」と噂をしたとの事である。
だが、Nethackのグレムリンはその能力・行動から見て、 ジョー・ダンテ監督の映画「グレムリン」の影響をより多く受けているようだ。 というか機械を故障させる能力の片鱗も無い。 跳ね橋だのクロスボゥだのも問題なく動作する。
映画のグレムリンは凶悪なモンスターだったが、
Nethackにおいてグレムリンと遭遇してもさほどの危険は感じない。
夜間*1に出合った場合、@がせっかく身に着けた耐性や能力を
ランダムに1つずつ奪う攻撃*2を繰り出してくるので油断ならないが、
グレムリンと遭遇するほどの下層では武器、防具共に十分に揃っているため、
能力奪取攻撃を食らう前に苦も無く駆逐できるであろう。
そう、近くに水場さえ無ければ。
問題は、映画にもあったように、水にぬれた時の分裂能力である。
倒しても倒しても、次々と増殖して立ちふさがってくる彼らは、
冒険者にとって大いなる邪魔者である。
夜間なら、気が付かないうちに能力の一つや二つを
奪われることも十分に有りうる。
警戒して対処したい。
さりげなく、混沌属性の困難さを付加する要因の一つでもある。
大量に増殖し、友好的に周りを取り囲んでくるグレムリンの群れの邪魔さ、
うざったさは他の属性を選んだときの比ではない。
つい虐殺したくもなるが、こんなもののために虐殺の巻物はもったいないし……。
ドラゴンか何かペットを連れ歩くことにより、多少は楽になるだろう。
なお、グレムリンの水分による増殖は最大HPも半減する模様である。倒し続ければ いつかは全滅してくれるわけで、力業による突破も十分に可能であると 覚えておくと良い。