polymorph
ちなみに公式には「へんげ」と読むらしい*1。
アイテムが他の形に変わること。
錆びたり傷ついたり無力化されたりするのとは違い、アイテムの形状・材質・機能そのものが変わってしまう。
変化の杖や魔法、薬によって引き起こされる事が多い。
変化の罠ではアイテムは変化しない。
アイテムの変化は、必ず同じシンボルで表されるアイテムになる。 例えば武器なら武器に、道具なら道具に。 このため、例えば鉄の鎖を変化させても鉄の鎖にしかならない。
これを利用して、山と積み上げた不要なアイテムから役立つアイテムを得るテクニックをポリパイルという。
本来の自分とは違う別の存在に変身すること。
獣化病は2種類の姿(人間形態と獣形態)を交互に取るものだが、変化はその者の本質まで変えてしまう。
変化の杖や魔法、薬のほか、変化の罠によって引き起こされる事も多い。
また変化能力を得ている場合にも自身が変化することがある。
カメレオンのように、他のモンスターに変化する能力をもつモンスターも存在する。
変化の結果、人間大より巨大な生物に変化してしまった時には、着ている鎧、クローク、シャツが破壊されてしまう。
そうでなくとも、装備できない部位の武具は外れてしまう。
自分が変化した場合、時間経過で元の姿に戻る。
但し変化後に今の姿から変化しない能力を得た場合、それを持っている間は変化した姿に固定される。
変化するモンスターの強さは、こちらのレベルや階層の深さや元のモンスターの強さなどにまったく関係しないようだ。
自キャラと同様に、変身後の姿によってはモンスターの装備が壊れたり外れたりしてしまう。
モンスターの変化は永久的なものである。
但し変化能力を持つ怪物は、時間経過で他のモンスターへの変化を繰り返すようだ。
基本的には、自分が変化することは厄介な現象であるといえよう。
但し変化制御能力を併用できるなら話は別だ。
望みのモンスターの力を得ることができるからだ。
何に変化するべきかは攻略情報コラム/何に変化するかの項を参照のこと。
また、女性であってドラゴンの鱗鎧を装備しているならば、ドラゴンに 変化することによりドラゴンの卵を産むことができる。
Lethe patchでは、モンスターがプレイヤーに対して変化の杖を振ってくるという。
これさえも自分の力に出来るかどうかは、変化制御能力とリアルラック次第だろう。
怪物が変化することはより危険である。
序盤では到底対応しようのない敵*2に変化される事は、上級者でもよくある死因(災難)のひとつ。
ペットが運良く(当然ながら、ペットに変化制御能力を与えることはできない)強力なモンスターに変化してくれれば嬉しいのだが。
NetHackで変化を話題にする場合、英語ではいくつかの単語が用いられる。
polymonやpolyobjという表現はソース内では用いられることはあるものの、文書等では(これを書いている筆者は)あまり見かけたことがない。
なお、goo辞書とかだとpolymorphという単語は出てこない。 polymorphismで『【化】(結晶構造の)多形, 同質異像; 【生物】多形性.』だそうだが。 poly- で「多、複」の接頭語で、morphで「変化する」という動詞なので造語なのかもしれない。省略形がpolyなのは「携帯電話」の略語が「携帯」になったような感じで面白い。