shop
店は冒険者の心強い友人である店主と、自動修復能力を有す壁、 商品の3つにより構成される。
営業時間は年中無休であり、たとえ棚卸しの最中であっても冒険者が礼儀正しく入って来さえすれば温かく迎えてくれる。 ただし、つるはしを持った客*1と透明な客だけは歓迎されないので注意。
店の種類によって初期状態で置かれる商品と買取を受け付けるアイテムの種類が異なる。 だが、店の敷地内に落ちた物は種類を問わず直ちに店主の所有物となり、 商品として取り扱われる。 この世界の法では、相続の規定の代わりに無主物先占の規定が置かれているのであろう。
店の中のお好きな商品を拾うことで購入の意思表示になる。
お支払いは[p]ayコマンドでどうぞ。
また、商品の上で#chatコマンドを行うと商品の値段を確認できる。
商品が複数あると値段リストが出てくるので便利だ。
時折ミミックが商品のフリをして潜んでいるので、 レベルの低い@は注意しよう。 階層が深くなればなるほど、ミミックの数も増える傾向にあるようだ。
店の商品を壊したり食べたりすると自動的に料金を請求されるので注意*2。無力化しても同じである。 また、使用回数に制限のあるものを購入前に使ってしまうと、 使用料を別途余計に徴収されてしまう。 乾し肉や宝石など、特定のモンスターに投げると「キャッチ」されるものについても要注意。落ちているそれらをペットが盗み食いしても問題にならないが、@さんが拾って投げ与える*3と買い取らされることになる。 なお、昔は床に置いた売り物の飛び道具(投げ矢など)を蹴ってミミックに当てるなどして壊しても請求されない抜け道があったが、3.6からはしっかり計上されるようになったようだ。
アイテムを購入する際は魅力の値が高いと値段をまけてくれる。 逆に低いと吹っかけられる。 他にも、アロハシャツを着た観光客モード全開な客や、 腹が減っているときに食料を買おうとするときなどにも値段を吹っかけられる。 えげつない商売である。 そのせいなのか、いつ店に入っても他の客を見たことがない。 当然、一度入った店に二度目に訪れても、商品が増えたり減ったりしていることはない。 それどころか陳列された商品の整頓さえされない。
先払いも可能。 予め金貨を[d]ropしておけば、その分請求から引かれるサービスだ。 *4
間違っても、店主にアイテムを投げつけてはいけない。
店の中にアイテムを[d]ropすれば売却の意思表示になる。
ただし、店の入口から1歩入ったマスには商売品を置かないのが慣例になっているようだ。
店主が値段をつけてくれるので売りたいなら[y]esと答えよう。 同じアイテムでもたまに安く買い叩きにくることがあるので、売る際も見極めが大事。
不要なアイテムを売りまくっているとやがて店主の手持ちの資金が尽きてしまう。 資金がちょうど尽きる時には、どんなアイテムでもその時に持っている資金で買い取ろうとする。 店主の所持金が$3なら、革の服でもダイヤモンドでも同じ$3で買い取ろうとする。 そして所持金が$0になった後はクレジット…つまりツケでの買い取りを提案してくる。 クレジットにするとあらかじめ手数料が引かれているらしく、その分だけ売値は安い。
どうでもいいことだが、@はクレジットカードを取引に使うことはできない (店がクレジットカードを使えるようにしていない?)。
アイテムの売値や買値をよく見れば、何のアイテムかが判るかも知れない。 取引値の安い識別の巻物などは簡単に判別できるだろう。
アイテムによっては店主が種類を教えてくれることもある。 未識別の武器、防具、巻物、魔法書、ガラスのうち、魔力がない物は店で売り買いすることで識別名を教えてくれる。あくまで名前だけで、装備品の具体的な強化値については教えてくれない。
50点。
安全に、格安で商品(のみ)を手に入れる手段。魔法の笛や紐があるとかなり楽。
ただし(当然ながら)呪われた商品は手に入らないが、
鞄や箱に入れて運び出させることは出来る。特に宝石店で有効。
店内に置いた自分の所持金をペットが店外に持ち出した場合、持ち出したお金はその店へのクレジット(貸付金)になる。これをうまく利用すれば効率よく商品を入手できる。
…せこい技なので40点。
呪われたアイテムや、大きすぎる品物など、ペットが持ちたがらない品も入手できるのが強み。自分で金貨を設置できるので、店の入り口のすぐそばに置けば手間もかからない。
その意味では、むしろペットに直接品物を持ってこさせるよりも有効。60点といったところだろう。
ただし、一部ヴァリアントでは店主自身が店内に落ちた金を拾うようになっているので有効ではない(どころか大損をする)ので注意されたし。
90点。 変化の杖や魅了の巻物などで強いペット(トロル程度であれば充分だろうか)を作り、 店主にけしかける。自分の手を汚さず全てを手にいれる方法。
70点。
まず争いの指輪が必要。
自然生産された(召喚してもいいけど)コカトリスかチカトリスを店におびき寄せて、
争いの指輪を付ける。そこには店主の像が転がっているという寸法。
争いの指輪が必要なことと、コカトリスが店のある階に生産されないと出来ないのが難点。
店の外から誰かが遠距離攻撃をしかけてきたら、すかさず商品を手にとって、店主を出入り口に移動させ盾にすればよい。もちろん、攻撃に耐えられるだけの装備は必要だ。
0点。 うまく効けばしめたものだが、店主は高いMC値を持っているため、ほぼ確実に抵抗される。
30点。 あとでまた通るときどうするの?
25点。 同上。また、狭い店でコレをやると悲惨な状況に置かれるだろう。
40点。 入口の前に岩を置き、岩を挟んだ状態で飛び道具で攻撃するという寸法だ。 店主は毒への耐性を持たないので、毒矢などでチクチクやれば案外楽に倒せることも。 しかし、混沌属性以外はテレパシーを失ってしまう他、店主は必ず衝撃の杖を持っているので、今後思考ルーチンが変われば使えなくなる可能性を否定できない。
80点。 店主を何か*5で怒らせて、先に手を出させればよい。 あとから@が攻め倒しても人殺し扱いされず、見張りも寄ってこない。店主は杖で攻撃してくるので、アレやコレがあれば自滅させることも可能だ。もちろん、店主の折檻に耐えられるだけの装備は必要だ。
ありふれた店ではあるが、ありとあらゆる物が買い取り対象であるというのが密かなチャームポイント。 つまり、ありとあらゆる物の価値を知ることができるということだ。
広い店を見つけることができれば、韋駄天の靴や力の小手といった魔法の防具類を高確率で購入することができるだろう。
武器も買取してくれる。古武器専門小売店と同様に利用しよう。
識別の巻物や武器に魔法をかける巻物・鎧に魔法をかける巻物などは巻物の中では安価なので、安い値段の巻物があればしめたものである。
魔法書も買取してくれる。幻の本屋と同様に利用しよう。
薬専門の店。 モンスターは売り物であっても気にせず拾ったり飲んだりするので、レベルアップの薬などを飲まれてしまわないように、利用しないときは扉に鍵をかけておくと良いだろう。
初期装備が貧弱な職業にとってはかなり有り難い存在となりうる店。 ノームの鉱山の入口付近に店が出来た場合、ノームやドワーフから奪い取った装備を売り続けると良い小銭稼ぎになる。
ノームの鉱山の街に高確率で現れる。 ペットに乾し肉や卵を食べられてしまわないように気をつけておくと良いだろう。 また、この店で買える薬類は特別な効果をまったく持たないので、すべて水にしてしまうことをおすすめする。
雑貨屋以外に宝石を買い取ってくれる店はここしかないので、売り物を全部購入したうえで完全に利用し尽くしてあげるのが礼儀だろう。
ある意味、危険な店。
モンスターに先に拾われないよう、入口には鍵をかけておこう。
逆に、攻撃的な杖を先に購入出来ればしめたものである。
ちなみに、この店は20マス以上の広さを持つことはない。
非常に有り難い店のひとつ。
使えるものが最低でもひとつは転がっているはずだ。
ブリキの笛と缶切りしかない店を引いた場合は泣けるが…。
箱や鞄が売られていることもあるが、その場合には中身もよく確認しよう。
売買価格は当然、中身の値段込みである。
レアな店だが、ノームの鉱山の街に出現することがある。
まずは魔法書の値段を確認しよう。
高価な魔法書にはレベルの高い魔法が書かれているから、読むときの目安になる。
読み終わった魔法書もここで売ると良いだろう。
持ち歩くには重く、傷みやすいからだ。
売り物を手にして読むと「ウチは図書館じゃないんだ」と言われ代金を請求されるが、売値よりは安いので買わずに読むだけという使い方もある。
また、魔法使い系のモンスターはたまに売り物の魔法書を勝手に持ち出していくことがある。奪い取って転売すると良い小遣い稼ぎになるだろう。
ノームの鉱山の街で必ず一軒出現し、コレ以外には決して出現しない。 店主の名前は必ずIzchakである。 ろうそくは種類が混ざってもよいのでこの店で7本揃えておきたいところだ。
一部のヴァリアントでは、未払い品を所持していない状態で店主に[p]ayコマンドを使うと、有料で追加サービスを受ける事が出来る。 内容は識別や解呪・修理・強化などの特性変更および充填サービス。 寄贈以外にも有用な金貨の使い道が出来たといえよう。