mimic 'm'
宝だと思って近づいてきた者をパクリ。
種々のRPGでもすっかりお馴染みの擬態怪物*1である。
あまたのRPGでは宝箱の姿で表される事が多いが、本来は擬態対象は宝箱とは限らない。
NetHackのものも、宝箱に限らず様々なアイテムや地形に擬態し、冒険者を待ち受ける。
普通の室内や通路で見かけることも無いとは言えないが、出会うのは主に店の中であろう。*2
本来店内に設置されるはずのない金貨の山や階段に化けているおマヌケさんや、化けそこなって妙な物体になってしまう者が多いのはご愛嬌。
テレパシー能力を持っていると簡単に察知することができる。治癒などの魔法をかけると、頼みもしないのに輝いてしまう。
お店で売っている目隠しやタオルが実はミミックだった、ということもないわけではないが。
動きは非常に鈍いので、慌てず騒がず対処しよう。
但し大きなミミックや巨大なミミックは捕縛攻撃でこちらを絡め取り移動を封じてくるため要注意。
ちなみにその体の硬さゆえか、すべてのミミック族には鞭では
全くダメージを与えることができない。
考古学者は気をつけるべきだろう。
逆に、ノームの鉱山でドワーフのつるはしを手に入れられていれば
有利に戦えるはずだ。
某家庭用ローグライクゲームのように一撃必殺とまではいかないが、
巨体相手にかなり有利に立ち回れる武器であることは事実であろう。
死体を食べるとしばらくの間ではあるが、金貨の山に強制的に変身させられてしまう。
金に興味のない生物をやり過ごすことができるようなのだが、興味のある生物が近寄ってきた場合は先手を取られる危険があるので注意。
発見されたと同時に変身は解けてしまうので、そこまで危険なわけではないとも言えるが。