トップ > 攻略情報コラム > 脱初心者的殴り書きスポイラー
冗談抜きに「単に書きなぐった」だけなので後で項目別に分けて編集するかもしれません。
まずは、キャラクタが死んでもめげないこと。 挑戦と失敗の数が生きたノウハウになる。
ゲーム初心者の人は、まず、どんなコマンドがあるのかざっと通して見てみるのがいいだろう。
Rogueとちがってプレイヤーができる行動は非常に多岐にわたっている。
移動やアイテムの使用(装備する、身に付ける、杖を振る、薬を飲む、物を置く…などなど)のほかに、最初に覚えるべきはctrl-D(蹴る)とE(床に文字を書く)と#name(alt-n…名前をつける)…などなど。
#lootと#prayも必需品か。
ゲーム中に[?]を入力すればヘルプを呼び出せるが、少々読みにくい。
慣れないうちはマニュアルをプリントして手元に置くのもひとつの手。
NetHackにはさまざまな職業がある。
とうぜん、比較的ラクに進める職業もあれば、かなりの知識と経験を要求する職業もある。
そして職業はゲームを始めるときに選んだらそのキャラクタが死ぬまで変更できない。
最初は簡単な職業を選び、基本的な知識やゲームに対する勘を養うのがよいだろう。
一般的に初心者むけなのは戦士系の職業である。
なかでも、比較的ラクにゲームを進めることができるのは野蛮人とワルキューレだ。
両者とも、たいていの敵を正面突破できる攻撃力と防御力をもっているので、とくに戦略をたてなくてもゴリゴリと力押しでいける。無論、中盤以降の手札の幅広さという意味では他のテクニカルなものに劣るが、要はそれまでに慣れてしまえばよいのだ。
同じ戦士系でも騎士や侍などは少々クセがあるので初心者にはあまりお勧めではない。
また、職業だけでなく、初期装備やステータス、マップも「選ぶ」とよいだろう。
つまり、ステータス値が低かったり、装備品がイマイチであれば即座に#quitして、有利な条件になるまで何度もやりなおすのである。比較的ゲームを楽に進めることができるはずだ。
ちょっとインチキっぽいが、初心者がゲームに慣れるという意味ではこれも戦略のひとつである。
たとえばワルキューレでプレイするなら、初期装備にオイルランプがあれば暗いノーム鉱山での不意打ちを避けることができる。
また祭壇が浅い階にあれば、武器や鎧が呪われていないかすぐに判断できるので、より強力な装備に換装もしやすいだろう。
初期状態の選り好みに対する考え方は人それぞれであるが、選択肢のひとつとして頭に入れておきたい。
生き残る術として、まず、自分のHPを常に確認する習慣を身に付けておくべき。
それから、警戒するべき相手はどれなのかもきちんと頭に入れておこう。
これはRoguelikeの常として、スポイラーを見るか何度も死んでみるか、あるいはおそらくその両方が必要だろう。
強くて素早い敵を見かけたらまず最初にE-Elbereth。そしてちゃんと書けているかどうか確認(「:」で、ターン数をかけずに足元を見ることができる)。
相手が逃げた瞬間にこちらも離脱。十分に余裕があれば飛び道具で攻撃を加えてもいい。
また、"硬い石を使って"とりあえず結界を張る場合は時間がかかるため
*1、近くに敵がいないことを十分に確認しよう。
同じ行動を繰り返すときにキーを押し続けないこと。よそ見しながら移動キーを押しっぱなしにしてさまよう目にぶつかったり、sキー押しっぱなしでタコ殴りにあったりしないように。Shift+移動キーや20sのような回数指定を活用しよう。敵に会ったり攻撃されたりしたときに動作を中断してくれる。
序盤の食事について。
観光客でもない限りは、手持ちの食料はすぐ底を尽くため、
上手く死体を食べて食いつないでいけるようにならないと先に進むのは難しいだろう。
ポイントを以下にまとめておく。
また、迷宮の構造を予測して、無駄な移動を減らせば、その分の消耗も無くなる。
塵も積もれば・・・で、斜め移動[y,u,b,n]も有効に活用しよう。
識別の巻物は値段は安いが重要アイテムである。
(魔法使いや僧侶や考古学者などにとっては、魔法が使える中盤以降はそうでもないが。)
できる限り無駄遣いは避けるようにしよう。
効果を見て識別することが難しい魔除けや指輪、それから下手に使うと危険の大きい巻物などに優先的に使うのが良いだろう。
まず巻物を複数いっぺんに祝福できるまではできるだけ我慢し、そして一気に大量のものを識別してしまうのが最善である。
(巻物が祝福されていると時々、普通のものならばごく稀に、持ち物全てを識別してくれる。)
ただし魔除けなど、できるだけ早く識別したいものがある場合などはこの限りではない。
従って識別の巻物に頼らない「判別」は重要である。#nameコマンドは早い段階で覚えておこう。
以下に実践例を少し。
攻略情報コラム/アイテム判別方法も参照のこと。
敵によっては持ってる品物がほぼ決まっているものがあるので、それを覚えておき、判別や使用の助けにしよう。 たとえば、ニンフ族が薬を持っている場合は高確率で「物体を探す薬」である、など。
また、特定の場所に置いてあるアイテムも決まっている。
有名なものはノームの鉱山最下層の「幸せの石」など(場所はランダムだが)。
他に例を挙げると倉庫番レベル最下層にある二枚の巻物。これが何かを覚えておけば識別の手間がひとつ省ける。
まず適当な武器に#dip。これで油と変化の薬が分かる。
次に手に入り次第ユニコーンの角に漬けてみる。有害で役に立てにくいものの大半はこれで水にできる。
別の薬に変わった場合は、それらは確実に病気の薬とフルーツジュースである。
忘れずに名前は付けておこう。フルーツジュースが分かっていれば可視の薬の識別はたやすい。
あと他は役立つものが多い。恒久的な透明化が嫌いじゃなかったら祝福してから敵のいない所で飲んでみてもいいだろう(透明化のメリットとデメリットは理解しておくこと)。
それと、敵が投げてくるものはとりあえず「有害」と分かる名前を付けておく。
とりあえず店が見つかれば極端に値段の安い巻物は識別の巻物で100%間違いない。
あと時々敵が使ってくる「怪物を作る巻物」と通路で見つかったりやたら多く手に入る
瞬間移動の巻物は比較的分かりやすい。
あまりお勧めはしないが、序盤戦では死ぬ気で手当たり次第読んでしまうのも一手ではある。
覚えやすいものとしてはこんなところだろうか。それから 防具についても独力での判別は重要、かつ比較的容易である。 武器は識別などせずともさしあたっての使用に影響はないだろう。 残念ながらこのゲームでは、識別したところでダメージ量や正確な重さはスポイラーなどを見るほかに知ることはできない。 中盤以降は強化値の確認が必要だが。
"雰囲気に対するセンス"を身に付けておくことも大事だ。 たとえば「なんてことない敵が大量の宝石とガラスを落とした>元は巨人族?>変化の罠を警戒」とか。 「ドワーフなどが投げ矢や石を一つだけ持っている>関連する罠が近くにある」とか。 これも経験と注意力がものを言う要素の一つである。