wish

あなたは望みの物を手に入れられる!

NetHackでもっとも心躍るイベント。

ヴァリアント固有の話題

  • [[願い/(SLASH'EM)]]

願いを得る方法

以下の行動によって得られる場合がある。

序盤で何を願うべきか、という議論は尽きないが指針としては「当面生き残るのに必要なものを願う」ということが重要なのではないだろうか。

ちなみに、願いを辞退したい場合は nothing と入力すればよい。 これに対応する日本語は現在のところ存在しないようだ。

願えるもの様々

  • 大刀ルーンの剣アーティファクトの専用アイテムで出現しないが、 唯一願うことで手に入れられる。
    • 完全に趣味の品なわけだが、大刀はアーティファクトでない武器としては最強で、 最終局面でも十分通用する。 アーティファクトの引きが悪い時や、属性が混沌の場合は願ってみてもいいかも?
  • 願いで得られるアイテムの特性は、本数と±の修正以外の部分は割と好き勝手に指定することができる。
  • 錆びない」・「燃えない」・「腐食しない」・「安定した」の 特性は全て同じ物として扱われ、材質に合った名前へ自動的に修正される。 英語で入力する時は安定した(fixed)と入力するといくらかラクだ。
  • 錆びた」と「傷ついた」、「腐食した」と「腐った」もそれぞれ同じものとして扱われる。 「thoroughly rusty thoroughly corroded hogehoge」と願うことで、「かなり錆びたかなり腐食した」アイテムをもらえる。…いらないか。

複数形について

JNetHackで同じアイテムを複数個願う場合は気をつけたほうがよい。 最近のバージョンでは仕様が変更されており、 デフォルト設定のままでコンパイルすると*1、 たとえば 2 blessed scrolls of charging がほしいときに このまま書いて願うと、chargingとは違うまったく別の巻物が出てきてしまうからだ。

この場合は、文法を無視して 2 blessed scroll of charging と入力すれば正しく貰える。 また、2 blessed charging という省力入力でも大丈夫である。

ちなみに、日本語で願う場合には何の問題もない。「2枚の祝福された充填の巻物」、と入力すればOKだ。

安心したい人は'include/config.h'のコメントアウトされている #define USE_MAKESINGULARを有効にしてコンパイルし直して遊べ。

objnam.cより:

/*JP
 * 基本的には単数化は必要ないのでコメントアウト。
 * 但し、願いで複数形の英語を入力すると判定されなくなるので、
 * それを避けたい場合は #define USE_MAKESINGULAR すれば単数化される。
 */

(英語版の)NetHackでは問題ない。

制約

極めて便利な願いだが、必ずしも願ったアイテムをそのままもらえるわけではなく、 いくつかの制限がある。

まず、願いの杖魔法のランプなど、使用することによって願いを利用できる アイテムは決して願うことができない。願いの杖は納得できるが、永久光源と しての魔法のランプを願うことが出来ないのは結構不便ではある。*2

煙がでている薬は、願いの成功率が激しく低いためか、問題なく願うことができる。

次に、複数のアーティファクトがゲーム内に存在するときに、 アーティファクトを願った場合。詳しい記述はスポイラーに譲るとして、 とりあえず「二つまでは確実、それ以降は不確実」と覚えておくといいだろう。 路上にごろっと落ちていたものや、なぜか店に販売していたもの、意図的に消滅 させたものも、この数量に含むので、その点は注意が必要である。

+修正や、複数持てるアイテムを複数願った場合の数量も、確実に願ったものになる とは限らない。
+2修正や2個(飛び道具*3など一部のアイテムは20個)のアイテムを願えば、ほぼ確実にその修正、個数の物がもらえる。
+3修正や3個のアイテムを願う場合が、最も結果の修正、個数の期待値が高い。

呪われた願いの杖からは、呪われたアイテムしか願えない模様である。

Beware what you wish for.(願い事は慎重に。)

関連リンク