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Sting ')'

「おまえに名まえをつけてやろう!よし,つらぬき丸とよぼう」

素武器 :エルフの短剣
属性  :混沌
標準価格:800
命中率 :(対オーク)+1d5
ダメージ:小型1d5 / 大型1d5
    :(対オーク)x 2

元は古い時代に作られた無銘のエルフの短剣という話。
Sting(=つらぬき丸)はビルボ・バギンズが命名したもの。
これに由来するのか、入手にはエルフの短剣に名前を付けるだけで良い*1

ホビットの冒険にて、グラムドリングやオークリストと共に、ビルボ・バギンズ一行がトロルの巣で発見した。
続編である指輪物語の中でもかなりの活躍を見せるし、切れ味も相当なもののようだが、NetHackに登場するアーティファクトとしては入手がもっとも簡単でかつ最弱レベルのものではある。
能力はオーク族に対してダメージ倍増とオーク族への警戒能力、それからくもの巣に引っかかったときに装備していると確実に1ターンで抜け出せる。それだけといえばまあそれだけ。

  • 腐ってもアーティファクトなので、宝箱の鍵をこじあけたりしてもそうそう壊れることはない(が、絶対ではないので注意)
  • それでも観光客のときはお世話になってます

それからフロドは巨大な灰色の蜘蛛の巣まで踏み込んで、さっと一薙ぎ大きく切りつけ、すきなくつながれた網のはしごをその仮借ない切先でたちまち切りはらうと、即座に飛び退きました。青く光る刃は、大鎌が草を刈り取るように糸を狩り、糸は踊ってねじれて、だらっと垂れ下がりました。大きな破れ目ができました。

指輪物語4 二つの塔(下)

(J.R.R.トールキン著/瀬田貞二訳、評論社)

よもやま話

ヴァリアントにおける話

NetHack brassでは、何と錆びる錆の怪物を突いていたら、最後には崩れ去ってしまう。 木製なのに…。最弱でもアーティファクトのはずなのに…

ここのところは元のエルフの短剣でも同じ。
店ではコーティング処理をしてくれない。
例の手段を使うか、願いで初めから錆びない(fixed)*2処理をつけておけば大丈夫。
バグなんじゃなかろうか。

  • そりゃあbrassでは製ですから…

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