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The Eyes of the Overworld '('
武闘家のクエストアーティファクト。通称エロ眼鏡。
最強のクエストネメシスと名高いカエンが守るため、手に入れづらいこと この上ない。
所持するだけで魔法を防ぐクロークなどのような魔法防御能力を得られ、#invoke によって啓蒙の薬や啓蒙の杖と同様の効果を得ることができる。
しかし、このアーティファクトの真の能力は身につける([P]ut on)ことによって 発揮される。精神による視覚は全障害物を透過し、周囲3マス向こうまでの全ての物体を 見ることができ、怪物はもちろん、壁の向こうの通路やアイテム、地中に埋まった金塊まで あっさり見えてしまう。隠し扉や隠し通路は自前で探す必要があるが、基本的に 歩くだけで通路が全部見えるので、隠されている場所は一目瞭然だ。
この能力は、通常の視界を半径4マスの範囲へ無制限に広げたような感じになる *1。 精神による視覚の及ぶ範囲が光源によって左右されることはない。ただし、あくまでも 見えるものは自分の目で見えるものだけなので、透明なものを見る能力が無い場合は 透明になった自分や怪物を見ることはできない。探査能力が無ければ隠された 扉や罠は自分で探さなければならず、深い場所 *2 にあるアイテムを見つけるには、物体を探す薬や宝を探す魔法が必要になる。 しかしテレパシー能力とは異なり、精神を持たない怪物も普通に見えるという利点は ある。
精神による視覚は視界が関係する全ての行動に影響し、本来なら接近しなければ見えない 場所に対しても、離れた場所からアクションを起こすことが可能な場合がある。特に 攻撃魔法のスキルが熟練者以上の場合、閉じた扉や壁の向こうに 火の玉や冷気を叩き込むことができるため、 怪物が密集する部屋を全く入らずに全滅させることも可能だ。魔法使いなら願いを 使ってでも手に入れる価値はある。
また、超世界の目にはもうひとつの効果として、盲目を防ぐ能力がある。これは 雷の杖やアルコンの光 *3 などによって盲目になるのを防ぐものだが、実際には盲目になっていても目が見えると いう感じになる。盲目の効果中に超世界の目を外した場合は再び盲目になってしまう。
ベースアイテムがレンズのため、副次的に、物理的な目への攻撃*4による盲目をも防いでくれる。
超世界の目を付ける前に盲目だった場合にも問答無用で直されてしまうが、 目隠しやタオルを同時に付けることもできないため、事実上これを使って いる間は盲目になることができない。テレパシー能力が使いたければ超世界の目を 外す必要がある。
遠視の魔除けかテレパシーの兜の装備で得られるテレパシー能力の場合は、 盲目でない状態でも限定的に機能するため、超世界の目と共存することができる。 これらのテレパシー能力の感知範囲は超世界の目の視界より広く(半径9マス)、同時に 装備する意味は大いにある。
なお、超世界の目には視覚攻撃自体を防ぐ効果は無い。*5
さまよう目の麻痺、ピロリスクの炎などは普通に効果を受けるし、
メデューサの睨みでもしっかり石化してしまう。
ちなみに不思議なことに、精神による視界で壁越しにメデューサを見ても石化しないが、閃光による盲目状態で中に入ってから超世界の目をつけると即座に石化してしまう。メデューサの視線は一種の光線のようなもので、壁によって遮られるということだろうか。
とにかく過信は禁物だということだ。特にさまよう目を食べていない(=テレパシーと使い分けるために適宜着脱する必要がない)菜食主義者は要注意である。