light source

灯りになる物(光源アイテムサンソード)のこと。
あるいは灯りの杖魔法光の巻物で照らされた範囲をいう。

通常の視覚で見通せる範囲は光源に左右され、これが全く無い状態だと隣接する周囲8マスしか視認することが出来ない。

迷宮の上層では予め灯りが灯されている部屋も多いが、ノームの鉱山や迷宮の下層、特にゲヘナの迷路タイプのフロアは全体が暗く視界が通らないため、ゲーム後半では何らかの光源を用意することが必須となる。

永久光源

夜戦

Wer mit Ungeheuern kämpft, mag zusehn, dass er nicht dabei zum Ungeheuer wird.
怪物と戦ひし者、己が怪物にならぬべく心がけよ。
Und wenn du lange in einen Abgrund blickst, blickt der Abgrund auch in dich hinein.
汝久しく深淵に見入る時、深淵もまた汝を見返す。

「善悪の彼岸」

フリードリヒ・ニーチェ

明るいと戦い易くなるのは確かだが、優位に立てるとは限らない。
灯りを点けたまま徘徊すると、視界内に入ったモンスターからはもちろんのこと、更に遠くにいるものたちからも視認され、魔法の矢毒矢の標的になってしまうからだ。

従って、怪物たちドンと来いな腕自慢職業ならまだしも、膂力も装備も貧弱な考古学者盗賊レンジャーなどの職業においては不利になることがある。もしノームの鉱山つるはし丸盾に身を固めたドワーフたちに囲まれてしまったら、死を覚悟したほうがよい。たとえ運よく生き残れたとしても、その後かなりの確率でノームの魔法使いあたりに止めを刺されてしまうことだろう。

しかし貧弱な彼らには人目を盗む能力がある。もしかすると既に習得レベルに達しているかもしれないが、なかったとしても指輪やエルフのクロークなどで容易に取得できる。 これは眠っている敵を起こさない能力だが、@の視界の外にいる敵に気づかれない能力でもあるのだ。透明になっていれば尚のこと。 もし気づかれても、@のほうから遠ざかれば見失なわれてしまうことがある。
だから灯りを点けずわざと視界を狭くしておけば寄ってくる敵の頭数を減らせるわけで、素早く行動する能力があれば捲くことも可能。 すなわち、暗いほうが、通路に誘って間合いを取りながら盲撃ちして仕留める戦法をとりやすくなる…ということだ。 もちろんこの場合、相手より先に敵を認識できなければならない。いくつか方法(能力)があるのだが、その具体的な説明は別の項に譲る。

また、灯りを点けて敵のいる方向に投げ込めば敵の周りは明るくなり、自分の周りは闇になる。この場合の有利さは、もはや説明するまでもないだろう。

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