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各職業では、信仰する祭式が異なる。 それはの属する、宗教を含めたグループのことである。

1プレイ中に登場するのは自職業の祭式のみ。他職業の祭式やその神々は話題にも上らない。
途中で転職することもないため、プレイ中は自職業の祭式および神々だけを覚えていればよいことになる。

ちなみに[X]キーを大文字入力すればいつでも、祭式そのものではないが各属性のの名および自分の属性を確認できる。

Central American 〜アステカ神話〜

Hyborian 〜ハイボリア時代〜

ハイボリア時代というのは聞きなれない言葉だが、それもそのはずコナンシリーズ(作者はR.E.ハワード)に登場する架空の歴史用語である。 設定としては12000年前、アトランティス崩壊直後のヨーロッパ周辺といったところ。

名前の由来はギリシャ神話に登場する伝説の土地Hyperborea(ヒューペルボリア,ハイパーボリア)である。ハワードは雰囲気を作り上げるために既存の神話、古地名などを利用することが多かった。

ちなみにヒューペルボリアという名称はクトゥルー関係の物語にも登場するが、これはラブクラフトがハワードの物語にインスパイアされた結果らしい。 二人は交友があり、ハワード自身も何本かのクトゥルー物を執筆している。

Babylonian 〜バビロン地方〜

紀元前3000年ごろメソポタミア(現在のシリアやイラク)で栄えたシュメール民族の神話。現存する世界最古の神話であり、シュメール文明の滅亡後はバビロニアやアッシリアに伝わった。

洪水伝説や怪物退治で有名な英雄譚「ギルガメシュ叙事詩」はこの神話の内容を含んでおり、後のギリシャ神話や旧約聖書などにも影響を与えたと言われている。

Elven 〜エルフの神々〜

職業としてのエルフが現存していないので、いまは出番を失った神々である。
エルフといえば指輪物語であるが、ここに登場するのはD&D世界の神々である。

Greek 〜ギリシャ神話〜

古代ギリシャ民族が生み出した神話・伝説の総称である。オリュンポス12神を頂点に 雑多な神が集まり、戦い、契り戯れる様子は、神のそれというよりは人間らしく、 興味深い。このような神が生まれ、受け入れられるあたり、 古代ギリシャ人の享楽的な雰囲気がよく現れていると言えるだろう。 その内容は、実に長い間ヨーロッパの芸術文化に影響を及ぼし続けている。

ローマ神話と混同しやすいが、一応は別物である。 だが、ローマ神話自体がギリシャ神話を基にした物である以上、 混同してしまっても一向に構わない。

ホメロス「イーリアス」「オデュッセイア」やヘシオドス「神統記」などが、現代に残る ギリシャ神話関係の文章である。

Celtic 〜ケルト神話〜

Chinese 〜中華神話〜

Nehwon 〜ファファード&グレイマウザー〜

ヒロイックファンタジーの古典『ファファード&グレイマウザー』を元ネタとする神々、らしい。

この『ファファード&グレイマウザー』、創元推理文庫よりつい先日復刊されたので、興味のある人は読みましょう。

Roman/planets 〜ローマ神話〜

ローマには、本質的には神話体系は存在しない。 その神々は征服先であるギリシャからの輸入品であり、 神話も後付けの物ばかりである。

Japanese 〜日本神話〜

『古事記』『日本書紀』などに記されている、高天原の神々たちの神話体系である。

Discworld 〜ディスクワールド〜

テリー・プラチェット「ディスクワールド」シリーズから。 イギリスではベストセラーの常連らしい。しかし日本では売れていないようで 邦訳されたものは少数である。

円盤状の世界を四頭の象が支えそれを一匹の亀が背中に乗せて宇宙空間を 遊泳していく... この設定からしてインド神話のパロディである。 このほか多くの名作を下敷きにしているらしいが日本人一般には わかりにくい。

Norse 〜北欧神話〜

「エッダ」「サガ」に残されている、北欧の神々たちの神話体系。 中でもスノリ・ストルソンが編纂した「スノリのエッダ」が判りやすく、詳しい。

世界が生まれ、そしてラグナロクによって滅びてゆくという刹那的な世界観を持つ、 美しい神話体系である。

この世界では、人は生まれ、戦士として生きることを目的とし、 優れた戦士は死後ヴァルハラに迎え入れられるのである。 来るべき「ラグナロク」のときに戦う戦士の一人として迎え入れられることは、 当時の人の憧れであったに違いない。

ワーグナー歌劇「ニーベルングの指輪」は、サガの一つである 「ウォルスング・サガ」を底本としている。

Egyptian 〜エジプト神話〜

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