トップ > 職業 > (野蛮人) > 祭式 > ハイボリア時代 > クロム

Crom

彼の国の神々は、単純で理解しやすい。主神はクロムと呼ばれて、高い山嶽の上に住み、その頂から、裁きと死の宣告を下す。クロムの神に祈願をこめるのは無意味である。なぜかというに、これは気むずかしい荒ぶる神で、なによりも弱者を嫌う。しかし、人間が生まれるにあたって、勇気を授け、敵を打ち殺す意志と力をあたえてくれる。

象の塔(黒い海岸の女王 に収録)

ロバート・E・ハワード, 宇野 利泰・中村 融 訳/創元推理文庫

コナンシリーズにおいて、コナンが信仰する大地の神。 作者R.E.ハワードの創作? の秘密を盗まれたことに怒って世界を滅ぼしたらしい。

語源は不明。物語中ではが重要なキーワードになっているのでひょっとしたら金属のクロム(chromium,Cr)なのだろうか。
Wikipedia(英語版)ではケルト神話の神、クロウ・クルワッハとの関連が指摘されている。創元推理文庫版の訳者である 宇野 利泰 氏もケルト系の神であるとしている*1


NetHackでは野蛮人中立の神を担当する。

ハイボリア時代
ミトラ
セト

関連リンク