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Wizard of Yendor '@'
イェンダー破壊光線をはじめ、イェンダー催眠言波、イェンダーパンチ、イェンダーチョップ、イェンダー二段ゲリ、イェンダーフライングニードロップ等の魔力を持ち、他の魔法を打ち消す結界により身を守る。
嘘です。
イェンダーの魔除けに取り憑かれた強大な魔法使いのなれの果て。
魔法使いの塔の最上階にいて、死者の書片手に待ってます。
死の宣告、召喚、邪悪なオーラ等のイヤな魔法攻撃が得意技。
特に二重苦による分身は、彼の専売特許。
この魔法のせいもあり、ユニークであるはずなのに1ゲーム上に複数登場したりする。*1
また、たまに自職業のクエストアーティファクトを盗もうとしてくるので油断は禁物。なお、他職業のアーティファクトはそもそも「クエストアーティファクト」とはみなされない(一般のアーティファクトと同じ扱いになる)ため盗まれない。
「あたしイェンダー.今ベースキャンプにいるの...」 「あたしイェンダー.今雑貨屋さんの角にいるの...」 「あたしイェンダー.今あなたの部屋の前にいるの」 「あたしイェンダー.今 あなたの後ろにいるの」
声が高く鳴り響いた... 「余を討てしと思いしか,痴れ者が.」
一度倒すと執拗に追ってくる。
死体を缶詰に詰めようが祭壇に捧げようが、数階走破する程度の時間が経ったら(死体からでなくあなたの隣に)復活してくる。しかも復活するたびに強くなって戻ってくる。
アンデッドやトロルの上を行く凶悪さである。
このため、一度倒してしまったら、ぐずぐずしていられない。 最下層の震動する場所をあらかじめ探しておいてから倒し、 レベルテレポートで最下層にすぐに戻るのが正しい攻略法。
実は彼は親切だ。土のレベルにわざわざ穴掘りの杖と穴掘りの魔法書を持ってきてくれる。もちろん憎くも愛しき@さんにお別れを言いに来たのではなく、天上界にたどり着くまできっちり復活します。*2
天上界に到着すればもう彼は出現せず一安心だが、定期的に発生する邪悪なオーラなどの嫌な効果はまだ継続中なので油断は禁物だ。
謎めいた単語"Yendor"。 Rodneyの逆さ綴であることはすぐに想像がつくが、肝心のRodney自体、誰か判らない(少なくとも開発者の中にはいないようだ)。*3
ttp://www.webster-dictionary.org/definition/Wizard of Yendor で紹介されている語源は旧約聖書サムエル記に登場する Witch of Endor*4 のパロディというもの。 このEndorが地名ということから、Yendor=地名説に信憑性を与えている。
ただ、"Yendor"の初出であるRogueではWizardは出てこないので、 語呂合わせとしては弱い、という見方も出来る。