undead monster

死んだ状態で動いているモンスターのこと。

本来「死に損ない」という意味*1だが、近年のゲーム等では上記のように「死なない」モンスターという意味で使用されることが多い。
……が、NetHackではトロルの方がよっぽど死ににくい。

モンスターで言うと、

の六種類、プラス吸血こうもり

英語版では彼らを倒すとdestroyedと表示される。
# 生きているものを倒した場合はkilledだ。

  • 日本語訳においても、ペットなどのプレイヤー以外に倒された場合、通常のモンスターは「殺された」だが、アンデッドは「倒された」となる。

不浄な生物であるアンデッドは神による祝福を嫌う。
聖水祝福された武器が有効。
また、伝承の通りにんにくを嫌う。

  • ちなみにの武器は、Nethackでは必ずしもアンデッドに効くものではない。
    銀の影響を受けるアンデッドは吸血族のみである。

また、神に祝福された職業である騎士僧侶は、彼らが忌み嫌う聖歌を使うことができる(#turn)。
対象のアンデッドが弱ければその相手は”土に返る”が、自分が非力だったり、相手が強大だったりすると”追い払う”位が関の山である。
加えて、使った本人はしばらくの間動けなくなるので、滅多に使われることはなかったりする。

真夜中は攻撃力(というかこちらの受けるダメージ)が2倍になるので注意。

よもやま話

蘇生の杖はもともと英語名のundead turningから判るとおり、アンデッドモンスターにダメージを与える杖として登場したものだ。
昔の翻訳では"死人返しの杖"となっていた。
現状では死体を生き返らせるという言わば隠し機能がメインの使い方となり、ついに訳語のほうではそちらがメインになってしまった。

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