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straw golem '''
わたしの人生はあまりにも短くて、じっさい何がなんだか分からないんですよ。 ほんの一昨日のことでしてね。
―中略―
お百姓は、わたしを小脇に抱えて トウモロコシ畑へ行き、わたしをせいの高い棒の上に取り付けました
―中略―
たくさんのカラスやそのほかの鳥がトウモロコシ畑に飛んできましたが、わたしを、 見るやいなや、マンチキンだと思って、また飛んでいきました。そのうち一羽の 年食ったカラスが『あの百姓め、こんなへたな手口でわしの目をくらませるとでも 思ったのか。ちょっと頭のあるカラスなら、おまえさんが、ただの藁人形だって事くらい お見通しさ』
―中略―
『おまえさんのおつむに脳ミソさえあれば、おまえさん だって人並みのニンゲンになれるだろうし、だれかさんたちよりはましな人間に なれようってもんさ、人間だろうとカラスだろうと、この世で持ってる値打ちのある ものといったら脳ミソくらいのものだね』
オズの魔法使い
ライマン・フランク・ボーム著/佐藤高子訳、早川書房
紙のゴーレムと並んで最弱のゴーレム(藁
両者は微妙に攻撃力に差があるが、最序盤でもなければただの雑魚にすぎない(藁
ろくなものを落とさないゴーレム族の中にあっても、 死体すら残さない彼(?)は哀れといえよう(藁
迷宮の魔法使いは、彼に脳ミソ代わりのもみがら袋すらくれなかったのだろう。
NetHack brassにおいては、倒すと藁束を残す。
愛馬の餌にでもすればいいだろう。このダンジョンで馬が食えるものはそんなに出ないのだから、大切に使おう。