spell

魔法に関しては既にスポイラーに詳細な記述がある。 ここでは職業ごとの基本となる魔法適性値と得意とする呪文を再掲載し, ソースコードに書かれているメモ書き*1を乱暴に訳したものをつけておく。

魔法適性値
魔法の成功率を求める際に基準となる値。小さい方が良い。
回復魔法適性値
回復魔法の成功率を求める際に更につくペナルティー(またはボーナス)。
治癒魔法スキルの魔法のうち軟化を除いたものと、解呪が該当する。
この値を先に上げた魔法適性値に合わせる。つまり小さければ小さいほど良い。*2
得意な魔法
その職業の者が得意とする魔法。成功率に更なるボーナスが得られる。数値は一律で-4となる。
これを上記の魔法適性値、回復魔法適性値に合わせる。
つまり、考古学者が得意な地図の魔法を使う時は、5+(-4)で1となり(同装備、同ステータス、同スキルの)魔法使いに匹敵する確率で成功するということだ。
装備による影響
金属製の装備品を装備しているとペナルティがある。鎧(+10前後)、盾(+2前後)、小手(+6)、兜(+4)、靴(+2)となっている。鎧と盾による影響はクラスによって若干の差がある。ローブによるボーナスもこの項目に当たるが、今回は割愛する。
職業魔法適性魔法適性の理由
回復魔法適性
得意な魔法得意である理由
考古学者5史学研究により魔法の知識がある
0
地図地図の達人である
野蛮人14魔法を嫌悪している
0
速攻狂戦士化する!
洞窟人12魔法に無知である
0
穴掘り生まれつきの穴掘り人
薬師3薬学研究により回復魔法に通暁している
-3
病気を癒す治癒の専門家である
騎士8修行により少々の知識を得ている
-2
蘇生邪悪なものを退散させる
武闘家8武器・鎧の代わりに魔法を使う
-2
能力回復能力を保つ
僧侶/尼僧3神学研究により回復魔法に通暁している
-2
解呪祝福する
盗賊8詐術により少々の知識を得ている
0
宝を探す金目のものを見つける
レンジャー9魔法よりも見られず悟られずに戦うのが好み
2
透明姿を隠す
10魔法はよく知らず瞑想のほうが好み
0
千里眼敵を襲撃する
観光客5以前に見た映画で魔法はばっちり
1
魅了ほほえむ
ワルキューレ10魔法はよく知らず戦うほうが好み
-2
冷気寒さを支配する
魔法使い1訓練された魔法使いである
0
これこそ彼らの得意技

よもやま話

JNetHackでは、SpellもMagicも基本的に「魔法」と翻訳しているが、厳密にはSpellは「呪文」とするべきかもしれない。「呪文を唱えて魔法を発動させる」のであり、「魔法を唱える」のはおかしいと思う。魔法の罠は呪文がかかわっていないのでMagic trapだし、魔法書はSpellbookなので呪文書とすべきだと思う。

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