六大基本能力値と呼ばれるものがある。
この中で、強さ・素早さ・耐久力・賢さの四つの能力値は鍛える事ができる。
意識して鍛えれば、序盤からこんな成長が可能なのだ。
トリリアン プー子 強:18/07 早:18 耐:16 知:14 賢:18 魅:14 中立
では早速、レクチャーに入る。
まず以下のスポイラーに目を通して欲しい。
これを読んで全て理解できた者は、以下のレクチャーを受ける必要は無い。
能力値を高く上げるには、かなり長いターン、鍛錬に集中する必要がある。 鍛錬を途中で妨げられないように、幾つかの注意がある。
能力値は序盤で上げておけば、そこから先が非常に楽になる。 だが、序盤に鍛錬で食料を使いすぎ、食料事情が苦しくなると無理が生まれる。 あたりまえの事だが、バランスには気をつけろ。
ターン当りの鍛え頻度が高く、安全な方法はこれだ。
重いものを押して動かしたとき(「力をこめて%sをなんとか押した.」)
能力の鍛え方一覧
ようするに岩を画面の右から左、左から右と押していればいい。ただし堅い壁まで押し付けてしまうと、つるはしをもってしても、その岩は使いようがなくなるぞ。つるはしと言えば、意外にもつるはしで壁を掘っても強さは鍛えられないようだ。
少々危険度は上がるが、同じくターン当りの鍛え頻度が高く、しかも素早さ又は賢さと同時に鍛えられる方法がこれだ。
状態が「圧迫(Stressed)」「限界(Strainted)」のとき
能力の鍛え方一覧
強さは自動的に鍛えられる。だから、行動を素早さ又は賢さを鍛える方にまわせるわけだ。ただし敵対的な魔物に対する危険度は少々高くなるぞ。
これだけを覚えておけ。他に選択肢は無い。
扉の鍵を開け/閉めようとしているとき
能力の鍛え方一覧
だが扉の鍵を開け閉めしているようでは、満足に鍛える事はできない。エルフあたりに邪魔されるのがオチだ。
上級者は大きな箱を使う。それだけを心得ておけば良い。
そして忘れてはいけないのが、素早さの酷使だ。
状態が「満腹(Satiated)」のとき
状態が「限界(Strainted)」のとき
能力の鍛え方一覧
前者は魔物で食いつないで鍛錬している者が陥る罠だ。保存の利く食料を蓄えれば避けられるだろう。後者は強さと同時に鍛えようとする者が陥る罠だ。
基本はこれだけなので少し意識すれば簡単に鍛えられるはずだ。
状態が普通(何も書かれていない)とき
能力の鍛え方一覧
賢明なプレイヤーなら耐久力を酷使するような行動は取らないはずだ。だが、経験からいわせてもらうと、18まで最も遠いのがこの耐久力だ。簡単だからと言って油断しないよう気を付けろ。
これは決定版がある。初級者にも勧められる方法だ。
地面に「Elbereth」の文字を書いたとき
能力の鍛え方一覧
アサメが無い場合は、指で書くことになるだろう。
他に挙げるとすれば次の二つだ。
怪物に変化している状態で仲間を呼んだとき
店で勝手にアイテムを使用したとき
能力の鍛え方一覧
前者では賢:18に持っていくには少々辛い。後者はタイプ量が少なくてすむのでタイピングの遅い者に向いている。
鍛えるとはいえないかもしれないが、能力獲得の薬を飲む。これに勝るものはない。
入手していないのなら、調合してでも確保しておけ。
もし願いのネタに困ったら、とりあえずこれを選んでおくのが賢明だろう。
念のため薬や角で低下した能力を回復した後、
能力獲得の薬を祝福してから飲むべきなのは言うまでもない。
特性値が+の指輪を食べることで向上できる能力がある。 命中率のように(補正はできるが)鍛錬できないものを上げるには、特によい。 ただし、予めその物質を食べられる怪物に変化しておかなければならない。 もし指輪が食べられない物質であったときにはどうしようもない。
それから能力鍛錬とは別の話になるが、レベルがあがるときには見かけ上の能力値が用いられる。上がる頃合を見計らって指輪を嵌め、値を嵩上げしておくとよいだろう。
強さを直接上げる食べ物が三つある。巨人の死体、ホウレン草の缶、ロイヤルゼリーだ。このうち、巨人の死体とホウレン草の缶は同じものと考えていい。だがロイヤルゼリーだけは他と違い、強さが2以上増える事がない。細かい説明は省くが、ロイヤルゼリーは後にとっておいた方がいい。*1
また、出てきた巨人類を全て食べるには、別の階で腹を空かせてから倒す、Rogueレベルから追い出して倒す、ミイラやゾンビを缶詰にする、など細かい注意も必要になる。特に4匹セットの巨人は、階段を使って分断した方が落ち着いて攻略できるだろう。
知力は鍛錬で鍛えることができない。知力を直接上げる食べ物といえば、マインドフレアの死体である。しかしそれはあの厄介な兄者達と直接親睦を深め合うことを意味し、かなりのリスクを背負うことになる。鍛えるつもりが吸われてしまっては元も子もない。
ただし、脳を吸われて低下したステータスはユニコーンの角で回復できること、および識別済みアイテム一覧の事前コピーという手法を知っていればリスクを大きく軽減することは可能である。ちなみに上昇確率は割と低いので、ローリスクといえどその手間を考えるとあまり良いやり方とは言いがたい。
鍛錬による強化には時間がかかる。適切な文字列をペーストすれば実時間は短縮できるが、ゲーム上の時間経過は食料危機を招きかねない。そこで、鍛錬によらない能力値の上げ方が必要になってくる。