shito ')'
刺刀は「さすが」と読む。
「しとう」…と読んでよいのかは、筆者には定かではない。*1
刀身は30〜40cm前後、源平合戦のころになぎなたを持つ際の予備の武器として持ち歩いたようだ…と、ここまで書けば判ると思うが、要は脇差しと同じ用途のものであり、日本語としては脇差しの古名と言い換えても差し支えない。強いて区別をつけるなら、脇差しより反りが少ないか内反りのものであり、刺突に重点をおいた小武器である…というところだ。女子供の懐刀、侠客の匕首を想像してくれればよい。
だが、これは小剣もしくは短剣の類であって、切削道具としても多用されるナイフのカテゴリーに入ろうはずはない。*2NetHackでこのような位置づけになっているのは、おそらく中国の名と概念をコピーしたからであろうと思われる。*3