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不確定名:- 種別 :刺突 / 切断 材質 :鉄 重量 :5 標準価格:4 命中率 :+0 ダメージ:小型d3 / 大型d2
小型の刃物。石器時代から存在する万能の利器。
加工用・戦闘用・儀礼用など多種多様な用途に使われ、用途に応じ形状も様々。
武器としては短剣よりさらに小さく、さらに弱い。
投擲武器*1ではないので、スキルを伸ばしても1ターンに複数投げられない。
この点だけでも短剣に遅れを取っているのだが、そもそも本数自体揃わない。確実に所持しているモンスターはバロウ・ワイトだけ。
はっきりいって「投擲用じゃない」という事なのだろう。
そればかりか、ダメージについても素手(非マーシャルアーツ、小型大型ともに1d2)とほぼ同じで、スキルレベルに対する命中率ボーナスの効率が悪いときている。(素の短剣では+2)
つまり何から何まで戦闘に不利な条件ばかり揃ってしまっているということだ。
強いて利点を挙げるなら、重量が短剣類の半分である事と、スキルカテゴリーがクリスナイフや薬師の初期装備であるメスと一緒である事くらいだろうか。
もし鍵よりも先に見つけられたらカチャカチャするために拾っておいてもよい。
また、攻撃力の低さを逆手に取って祭り道具にするプレイヤーもいるが、短剣でもよい話なので、これに拘る意味は全くない。
結局のところ、利器としての固有の用途が用意されていない事が、このゲームにおけるナイフの地位の低さに繋がっているのではなかろうか。 死体を解体して持ちやすい肉片にできるなどの芸でもあればよいのだが…