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Grey-elf '@'

なんとなく灰色なエルフ*1。なぜ灰色かというと諸説あるのだが有力なところでは、

  1. 長い迷宮暮らしで煤けてしまったため。なお、こんな殺伐とした空間に伊達に長居しているわけではなく、他のエルフに比べて戦闘の技量も高い手ごわい連中である。
  2. 自分たちが混沌というイマイチ評価の低い属性であることから若干ひねくれてはみたものの、完全に悪役ヅラにはなれず、同じエルフには何となく友好的に振る舞ったりなど微妙なところに留まっているエルフの一種族のこと。
  3. Dungeon Crawlからのゲスト出演。

のどれかかもしれないし、どれでもないかもしれない。
ちなみに灰色だからと言って誰かさんのように魔法防御能力を持っていたりするわけではない。

中つ国での扱い †

実際に、名前の由来に諸説あるというのはホントの話で、いちおう簡単に書いておくと ――彼らを率いていたのが灰色マント王シンゴルであったため――彼らはアマンに渡ることはなかったので「光のエルフ」ではなかったものの、シンゴルの伴侶となったマイアのメリアンに光を見出したため暗闇のエルフでもなく、両者の中間というべきと（あるいは自己主張か）しているから
…などが有力、らしい。

なお、エルフの言葉の一つ、シンダール語とはそのまんま「灰色エルフ語」の意味である。
非常にポピュラーながらそれゆえに定義のわかりにくい種族であるとも言えるだろう。
ちなみに広義の「灰色エルフ」というと「森のエルフ」なども一緒に入ってしまいがちなので、ここでは多分シンゴルに直に率いられていた者だけのことを指していると思われる（が、結局のところ迷宮なんぞに居るはずもないのでまったく人エルフ違いの可能性も高いのだが）。
詳しくはトールキン著作関連の専門サイトを参照されたし。

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関連リンク †