Uruk-hai 'o'
アイゼンガルドで鳴らした俺達戦闘集団は、濡れ衣を着せられ人間に逮捕された。 ローハンを脱出し、運命の地下迷宮にもぐった。 しかし、地下でくすぶっているような俺達じゃあない。 筋が通ろうと通るまいと金次第でなんでもやってのける命知らず、 不可能を可能にし、@を毒殺する、俺達、戦闘集団ウルク=ハイ!
出典は指輪物語。 サルマンの配下のオークたちのうち、主人公一行を襲った軍団の名称である。
こいつらに襲われることで指輪の一行は離散してしまうことになるため、 ストーリー上極めて大きな役割を果たすのだが、 その後すぐにローハンの騎士達によってあっさりと全滅させられてしまうのであった。
サウロン配下のオークたちと彼らの小競り合いは、 ちょっとした名場面である。
他のオークとは違いサルマン直属であるため、 彼らの装備している盾には「かの目」は描かれておらず、 その代わりにサルマンの文様である白の手が描かれている。 本来は彼らの兜には銀の「S」が描かれているはずなのだが、 NetHackではオークの兜に文様の区別は無い。
徒党を組んで襲ってくる事が多いうえ、かなりの高確率で、毒の塗られたオークの矢を持った状態で出現する。
殺人蜂などによる毒攻撃とは違い、毒矢による毒攻撃は
各種クロークなどで得られる魔法無力化能力で防ぐことができないため、
できれば彼らと遭遇する前に毒への耐性を身に付けておきたいところだ。
耐性がない状態で遭遇してしまったときは、
毒矢を撃たれないように位置取りに気を配りつつ逃げるか、
一気に間を詰めて力押しで倒すしかない。
矢そのものを回避すれば毒の影響も受けないため、重装備であればそれほど恐ろしくはない。
HPなどは他のオークとあまり変わらないため、 敵の数や退路の有無に気を配っていれば問題なく戦えるはずだ。
シミター等ではなくオークの小剣を持っていることが多かったり 、鉄の靴を履いていたりと、他の武装についてもなかなかそれっぽいものが多い。
彼らもレベルアップの機会があればオークの隊長に昇格し得る。
これは「オーク→モルドールのオーク→隊長」といった段階的なものではなく、一足飛びの昇格だ。