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agate '*'

未識別名:橙色の石 (orange gem)
材質  :宝石
重量  :1
標準価格:200
硬度  :6

宝石の一種。

由来

微量の不純物によりさまざまな色を発色する瑪瑙(めのう)は、水晶などと同じ石英系の生成物。 しかし、水晶がマントルの高温高圧下にて生成されるのに対して、めのうは二酸化珪素を溶かし込んだ地下水が 岩の割れ目などに沈殿して生成されている。
現実世界では化学組成SiO2、硬度は7弱。

縞がなく一様の色をしているものを玉髄(chalcedony)といい、 縞のあるものをメノウ(agate)といって区別する。 メノウの中でもとくに直線縞のものはオニキス(onix)とよばれる。 また、ジャスパーもメノウの一種。

語源

和名の「瑪瑙」は馬の脳に似ている事が語源といわれる。

英名の「agate」はこの石が発見されたのが、イタリアのシシリー島にある小さな川Achates(現在は違う名前で呼ばれている)であったことに由来する。

天然もの? 人工もの?

メノウは、その沈殿によって石英結晶が凝集したものであるため、多くの隙間が空いている。 その隙間に、人工的に自然石と同じ着色成分を入れることによって、着色することができる。
そこで、灰色で産出されたりした見目の良くないメノウはほとんど着色されて市場に回されているが、 人工的につけた色も安定し、色あせたりしないため、天然石と同じ商品価値で取引されている。
着色は、炭素をもちいて黒色に、酸化鉄で赤色、酸化クロムで緑色、クロム酸で黄色、シアン鉄で、青色、酸化コバルトでコバルトブルーにされている。

NetHackでは

NetHack世界ではフルオライト等と違い、橙色のものだけが産出するようだ。

黒燿石と並び最も安い宝石であり、床に文字を刻む事もできないので、主にユニコーンに投げるのに使われるものと思われる。

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