運を制御して更なる効率化を図る

プリン祭りの目的

プリン祭りの流儀にもよりますが、プリン祭りをされる方の目的は大きく以下のように分かれると思います。

  • プリンのランダムドロップでたくさんのアイテム、アーティファクトが欲しい!!
  • ひたすら捧げ続けて効率よくアーティファクトを入手したい!!
    (マジックベーンストームブリンガーは素武器のランダムドロップが無いので黒プリンドロップからでは入手できない)
  • プリンのおかげでほぼ無尽蔵に祈れることを利用し、大量のHP/ACボーナス/魔法書を獲得したい!!
  • フロアというフロアを黒プリンで埋め尽くし、そんな自分に酔うのだ。がはははは。

4番目の人は放っておく事にして、本稿では3番目の項目について掘り下げて生きたいと思います。

理論

安全に祈れる状態で、祭壇で祈ると様々な良い事が起きますが、この「良い事の範囲」はリアルラックではなくに依存します。
その為、運を制御することによって、称号を得ることなく際限なく自身を強化できるということが、この手法の基本理論になります。

具体的に説明しますと、

  1. 祭壇で祈り、いいことが起きると判定された場合1d((運+6)/2)を振らされます。(小数点以下切捨て)
  2. で、その結果以下のことが起きます。
    1何も起きない
    2武器が祝福され、錆が取れる
    3祝福された超回復の薬と同じ効果が発生する。(もうちょっとほかの効果もあるけど)
    4城の情報が得られる。もし、城門を開くメロディを既に知っていたら、3と同じ効果
    5祝福された解呪の巻物と同じ効果を発生する
    6神からスキルを受ける。既にテレパシー速さ人目を盗む能力を持っているなら、ACが下がる
    7神から祝福された魔法書を下賜される
    8以上称号獲得。既に獲得済みなら7と同じ効果

よって運を9以下に制御できれば、称号獲得を防げるし、6,7に制御すればACが下がる確率が最も高くなるし、2,3に制御すればHPが最も上がりやすくなります。

実践

必要なもの

  • 大規模黒プリン牧場とその運用に必要なもの
  • 幸せの石
  • リアルな落ち着き

手順

  1. まず運を7にします。
    1. 「四葉のクローバー」が出なくなりかつ安全に祈れるようになるまで捧げる(運=13)
    2. 幸せの石を置く(運=10)*1
    3. 3600ターン放置する。*2*3(運=4)
    4. 幸せの石を拾う。(運=7)
  2. #offer & #prayタイム
    1. 祭壇で祈る
    2. 黒プリンの死体が10個程度祭壇に積まれる程度の文字列を流す
    3. 祭壇で安全に祈れるようになるまで#offerする。
      • このとき足元のプリンの死体の数が3以下なら、すぐには祈らず、2-iiに戻る。
      • まれに、プリンを#offerしきっても安全に祈れる状態にならないことがあるが、
        この場合はあせらず、黒プリンの死体をひとつずつ作って捧げるとよい。
        2-iiに戻って一気に死体を作ってると、その間に安全に祈れる状態になっちゃう可能性がある。
      • 非常にまれに祈った直後に既に安全に祈れる状態になっているケースがある。
        この場合はあきらめて最初(1-i)からやり直しましょう。
      • 勢いあまって「四葉のクローバー」を出しちゃうこともあるでしょう。
        この場合もあきらめて最初(1-i)からやり直しましょう。
    4. 祭壇で祈る。
    5. 2-iiへ戻り、繰り返す

運の維持に関するQ&A

Q
呪われた幸せの石じゃダメ?
運が-13〜+7の範囲になるらしいから、最大値キープするように
捧げまくればいいと思うけど、どうなんだろ。 

A1 解呪された時が面倒。
A2 発生確率は1/6だけど、長期的に見ると必ず発生する。
Q
ポリパイルで幸せの石20個くらい作っといて
纏めて呪っておいて1個だけ持ってるとかどう?

A1 ポリパイルだと幸せの石はかなり作りづらいはず。
A2 ミニマムでも100必要(不浄の水が消耗品と考えれば)
Q
倉庫番でぴょんぴょんするという手もあるね

A
手法としてはあり。定数で下がるからね。ただ、事故で「四葉のクローバー」を
出しちゃうこともあり、何度も行くことになることを考えると、3600ターン消費が
個人的には楽だと思う。

よもやま話〜どうして本稿の著者はこの件を調べるようになったのか〜

称号を得るまでの間はプリンを捧げて安全に祈れるまでの周期が極めて短いということに対して、
何とかこれをプリン牧場に利用できないか?
すなわち、「称号を得ずにプリン祭りを継続するにはどうしたらいいか」
という問題の解決が本件調査のスタート地点でした。

ところが、実際調べてみると、これのトリガーになっているのはであるということがわかり、
さらに深く掘り下げると本稿のような結論を導き出せるに至りました。

私自身、廃人NetHackerを自覚し始めました。正直ヤバイです。
では、いつものヤツをいきましょーか

びば くろぷりんっ