gray ooze 'P'
君ガ飲ミ残シタ魔法ノクスリガドウナッタカシッテルカイ?
灰色の軟泥(ooze)の姿をしたモンスターである。
その色を生かし、石や石壁、石畳、あるいは泥そのもの、といったものに紛れて冒険者を待ち構える。
薄暗い迷宮の中では一瞬の注意不足が深刻な事態を招く。
灰色ウーズはその名の通り泥、ヘドロであり、その柔らかい体を伸ばし、こちらの手や足を包み込もうと攻撃してくる。
体は迷宮内部で熟成された汚泥の集合体であり、その体に触れられたものは激しいダメージを受ける。
もし金属の武具を身につけていたなら、その毒気を浴びて瞬時にボロボロになってしまうことだろう。
幸い、その場を動くことはほとんど無いので、遠距離から石でも投げつけてやれば簡単に退治できる。
(偉そうなことを言っているが所詮泥である)
その身上ゆえ、火や冷気、毒、酸といったものには強い。魔法で狙うなら衝撃か電撃を。
なお、倒したあとの死体は、酸の塊ながら、うまく不快な部分を避けて食べさえすれば
灰色ウーズの持つ耐性の恩恵の一部(火・冷気・毒)を得ることもできる。