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jacinth '*'

 未識別名:橙色の石 (orange gem)
 材質  :宝石
 重量  :1
 標準価格:3250
 硬度  :9

おそらく、大多数の人にはあまり馴染みのない[[宝石]]ではないだろうか((英語そのままに『ヒアシンス石』と呼んでみれば…やはり馴染みがないか。))。

ものの本((『春山行夫の博物誌IV 宝石 2』,1989,平凡社))によると、「昔は色いろの宝石をこの名前で呼んでいたので、それがいかなる宝石をさしていたかは、宝石史での難問題の一つになっている。」とある。~
具体的には:~
-ギリシアでは、植物のヒアシンスに似た青い石([[サファイア]]含む)をこう呼んでいた。
-その後、しばらくは半透明のコランダム([[サファイア]]、[[ルビー]]含む)の総称であった。
-[[ルビー]]や[[サファイア]]の名称が広まると、黄色系統のコランダムを指すようになった。
-中世にはコランダムに限らず黄色い石を漠然とこう呼び、
-宝石の知識が進むに従い黄色いジルコンを指すようになり、
-中世以降は黄色または赤がかった石を指すようになった。(ジルコン、[[ガーネット]]、[[トパーズ]]等々)
-19世紀には一般には赤がかった茶色の[[ガーネット]]を指していたらしい。
-今日では「透明な、赤または茶色がかったジルコンの変種」という意味になっているそうな。

…引用してる本人も訳がわからなくなってきた(泣)~
'''JNetHackでの翻訳時にはかなりの苦労があったに違いない。ご苦労様です'''。

*NetHackでは [#t9317818]
[[バージョン]]3.3辺りで追加された[[宝石]]。

馴染みのない割には、[[ルビー]]や[[サファイア]]等と肩を並べる高額の宝石として扱われている。

NetHackのものは、硬度からみて今日のヒアシンス石(ジルコンの一種)を指しているものと思われる。~
ゲーム中の和名では橙水晶となっている((jtrnsobj.datの注釈では「jactinthは出エジプト記28章で黄水晶と訳されているが,[[citrine>黄水晶]]とかぶるので橙水晶」とある。))が、硬いのである。ゆめ惑わされる事なかれ。

* 関連リンク [#e0a41768]

- google images~
//http://images.google.co.jp/images?q=jacinth
[[GoogleImage:jacinth]]

- Wikihackの記事~
//http://nethack.wikia.com/wiki/Gem
[[Wikihack:Gem]]

- Wikipedia(英語版)の記事~
//http://en.wikipedia.org/wiki/Jacinth
[[Wikipedia.en:Jacinth]]