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Set もしくはSetekh、Seth

> 「...これは、蛇が尻尾を口にくわえて、とぐろを巻いているところで、セトの神を描いたものです。古代の蛇、スティギア人の神です! ... 蛇が人間の姿をして、地上を動き回っていた時代の遺物です。蛇から生まれた種族が、彼らの王の骨を、この壺に収めておいたにちがいありません」
>> 石棺の中の神(黒い海岸の女王 に収録)
>>> ロバート・E・ハワード, 宇野 利泰・中村 融 訳/創元推理文庫

**神話的起源 [#c77b2e64]

ツチブタの頭を持つエジプトの神。多神教神話における、いわゆる「悪い奴」である。

本来エジプト神話では、強さ、乱暴、敵対、悪、戦争、嵐、外国、砂漠の神。
下エジプトの主神だったが、BC3000年ごろ、ホルスを主神に頂く上エジプトの王が
下エジプトを征服してエジプトを統一したため、
セトは一転して不名誉な役に追いやられてしまった、らしい。

暴力的な神は、神話黎明期には鎮め崇拝される物だが、時代が経つにつれて
単純な悪者にされてしまうという、世界各地の神話に見える例の一つでもあるだろう。

**NetHackでの扱い [#x2d18328]

というセト神だが、NetHackの[[野蛮人]]の元ネタは映画[[コナン・ザ・グレート]]なので、
より正確には、コナンの両親の仇であるタルサ・ドゥームによって崇められている蛇神セトが
元ネタである。

ヒロインのヤスミン姫を救い出しに、コナンは力の山の神殿に赴くのであったとさ。

以前の[[バージョン]]では野蛮人の属性は[[中立]]のみだったので当然のように[[クロム]]を崇めていた。
しかし現在は[[混沌]]も選べるようになっており、選ぶとセトを崇めることになる。
物語中ではセトは邪神として描かれているので、かなりの違和感がある。

→[[ハイボリア時代>祭式#Hyborian]]~
→[[ミトラ]]~
→[[クロム]]~

* 関連リンク [#pf049972]

- google images~
[[GoogleImage:Set Conan]]

- Wikihackの記事~
[[WikiHack:Set]]

- Wikipedia(日本語版)の記事~
[[WikiPedia.ja:セト]]

- Wikipedia(英語版)の記事~
[[WikiPedia.en:Set (mythology)]]