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パーティが組める和製Roguelike
満開製作所の元社長、祝一平(いわい いっぺい、故人)の作成したRoguelike「ピコマゲドン」にヒントを得て作られた。
1993年の「トルネコの大冒険」と同時期に開発が開始された。(当初はX680x0専用)

シリーズ名では迷宮が複数形になっているが、今作では「Wiz」の様に一つの街に一つの迷宮だけとなっている。
地下100階以降から行けるエリアで「20番目の眷属」の起こす「救済」を阻止し
「ゼクス」一味の野望を砕くのが最終目的。

一般的なRoguelikeと比較した場合、次の様な特徴が有る。

  • <パーティプレイ>  6人までのキャラクタでパーティを組める。
  • <オートバトル>   キャラクタの作戦を指示して半自動で実行させる。
  • <かんたんメニュー> メニューまたはショートカットキーで操作する。カーソルキーかテンキーを使い、片手で操作できる。
  • <死んでもOK>    パーティが全滅しないかぎり街の寺院で生き返れる。
  • <オリジナルジョブ> クラス(職業)のパラメータを調整して、オリジナルのジョブを創れる。
  • <半角2文字でペア>  キャラクタを分類と種族の2文字で表示するので、種類が見分けやすい。

街でセーブ・ロードが出来る等、Roguelikeのシステム上に「Wizardry」を持ってきた様なプレイ感覚になっている。
シナリオやストーリーはほとんど無く、自動生成される酒場の依頼をこなすか、或いは無視して先へ進む。
10階層毎に中ボスが現れて、これを倒さない限り先に進めない。
難易度は軽めで出会うモンスターの特徴を楽しみながら気楽にラスボス戦まで行ける。

操作方法としては、メニューから「作戦」を指示する事で
戦闘・アイテム拾い・罠の解除などの行動を半自動的に指揮する事が出来る。
プレイヤーがこの「作戦」や「ユーザ・メニュー」等をカスタマイズする事で
ゲームを有利にしたり便利にしていける。

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